園芸福祉の理念をもとに、障がい者の自立と共生社会の実現を図るため平成263月三重県の認可を受け、就労継続支援B型事業所「あぐり工房」の運営を開始しました。現在はアグリ部門とクリエイト部門があり、一人ひとりの個性を大切に、「自分らしくイキイキと働くために必要なスキル」と「自分の居場所を自分で作る力」を身につける支援をしています。


農福連携

あぐり工房(農業部門)

水耕栽培が障がい者の就労訓練に適していると考え、三重県名張市に拠点を置く()アグリーと業務提携し葉物野菜の生産による就労訓練をしています。出来ることが一つ増えると、自信が一つ増えます。それが誰かの役に立っていると、何倍もの喜びに変わります。私たちは「出来ない」とあきらめるのではなく、「出来る方法を考える」ことを大切にし、日々工夫を重ねながら支援を行っています。この農福連携の取り組みは、働き手不足に悩む農業と就労先不足に悩む障がい者の二つの問題を解決するだけでなく、地域の活性化にも繋がります。


あぐり工房
(クリエイト部門)

園芸福祉を通して障がい者を支援する中で、様々な光る個性に出会いました。ひょっとしたら、この個性はアートの世界で、もっともっと光り輝くのではないか?そんな思いからクリエイト部門を立ち上げました。現在取り入れている「さをり織り」は、1969年創始者 城みさを氏によって始められました。“自分の感じるままに好きに織る”“布を織るのではなく自分を織る”この理念を大切にする「さをり織り」は、ありのままの自分を表現でき、その才能を開花させるツールとして非常に優れていると考えます。ゆるやかに時間が流れる古民家で、それぞれの個性を表情豊かに表現しながら就労訓練を受けていただいております。今後は書道やパステルアートなども取り入れたいと思っています。


就労継続支援事業所とは
日本の法律には、「障害者総合支援法」という法律があり、その法に基づき、障がい者のための就労支援事業を行う施設が「就労継続支援事業所」です。通常の事業所に雇用されることが困難な障がい者に就労の機会を提供するとともに、生活活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識および能力の向上のため必要な訓練を雇用契約を結ばないで利用できる事業所が「B型」雇用契約を結び利用できる事業所が「A型」といいます。